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『この世界の さらにいくつもの 片隅に』 世界が共感した前作から3年、魂の「新作」
https://globe.asahi.com/article/12970721
「まずは前作の『この世界の片隅に』という映画がある。今回の『この世界の さらにいくつもの 片隅に』という映画は、また新しい映画だというつもりでつくりました」
11月4日、第32回東京国際映画祭であった特別先行上映試写会。会場となった映画館「TOHOシネマズ六本木ヒルズ」の520を超える座席が埋め尽くされた「スクリーン7」で舞台あいさつに立った片渕須直監督(59)は、今回の作品が、前作の単なる長尺版ではない「新作」であることを強調した。
11月4日、東京国際映画祭で先行上映された片渕須直監督の新作『この世界の さらにいくつもの 片隅に』のポスター
「前作で描かれた色んなシーン、色んな表情、色んなセリフは、今回たくさんの新しい場面を加えたことで、
本当はこんなことを心に抱いていたのかもしれない、あんなことを思いながらしゃべっていたのかもしれないと思い描けるようになっているのではないかなと思う。
(主役の)すずさんの人格、すずさんという人の存在がより多面的になった」
■複雑な人間関係
物語の大きな展開は前作を踏襲している。1944(昭和19)年、絵を描くのが好きな18歳のすずが、広島県呉市に嫁ぐ。
夫・周作やその家族に囲まれ、見知らぬ土地で暮らし始めるすずの生活は、次第に戦争の影響を色濃く受ける。食べ物や物資が少なくなる中、工夫を重ねた日々を過ごすが、とうとう45年の夏がやってくる。広島に原爆が落とされ、終戦を迎えた年だ。
舞台で片渕監督が観客を前に説明を続けた。「前作は、すずさんと(夫・周作の姉の)径子さんの2人の葛藤、2人の関係がどう変わっていくかで、すずさんの進んでいく道を示していた。
今回はもっと複雑。人間ってそんな簡単なもんじゃない。もっとたくさんの人に出会って、たくさんのことにさいなまれて生きていかなければいけない」
https://p.potaufeu.asahi.com/bb43-p/picture/19326785/aacb9cb764052c698a71574a5387aa25.jpg
https://i.imgur.com/qtUiiIa.png
参考
https://i.imgur.com/U93bZsQ.png
作成 by これ見たらシコって寝ろや